非常に難しい問題ですが、保証人になるということについて。
融資を受ける際に「保証人をつけてください」と言われ
親しい身内などに「迷惑かけないから」と言って
承知してもらうことも時々あるかもしれません。
頼まれる立場になることもありますよね。。。
しかし、「迷惑をかけない」という当事者の間の約束は
お金を貸す方には何も効力はありません。
本人が支払えなくなってしまうような事態になったら
「本人の代わりに全面的に払います」と約束する、
ということが「保証人になる」ということです。
保証人になったはいいけど、本人が行方不明になってしまったり
支払えなくなってしまったり、または本人が破産したりと
その結果、保証人の立場として全額の支払い義務を負う事になって
結局、保証債務だけのために、破産の申立てをするしかなかった、
というケースを何件も扱っています。
くれぐれも保証人になるときは、慎重に。
(もちろん、保証人をお願いする立場のときも、慎重に・・)
今は、保証人を立てなくても、保証料を支払うことで保証会社に
保証人になってもらうこともあります。
私は事務所を借りるときに、保証人をつけてと言われて
たとえ身内であったとしても、絶対にイヤだったので
断固拒否をして、保証料支払って、保証会社に保証人に
なってもらっています。
http://www.shihousyoshi-yasuma.com/
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