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マルコ

Author:マルコ
埼玉県で司法書士事務所をひっそりやっています。
大学時代に、学園祭の準備で泊り込んだ友人宅で、あまりのおしゃべりと、おっちょこちょいで友人の家族に「ピーピー」と名づけられて、早ウン十年。
現役司法書士となった今も、ドタバタドタバタと、本来の自分の性分を隠せずにやっています。でも依頼主のお役にたてることなら、なんでも頑張ります!!


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ネット情報

最近、というか前からなんですけど
相談に見える方とお話をして、どうもややずれた情報を
仕入れているので、「どこでそれを聞きました?」と聞くと
たいていは「ネットでみた」ってお返事なのですね。

そのネット情報が、公的なものだったり専門的な部門のところが
発しているのならそれはそれでほぼ確かなものです。
でも、中には個人が「専門」と勝手にうたっているものもありまね。
たとえば法律の専門家は、何が何でも第一に弁護士さんです。
司法書士もちょこっとだけそのはしくれです。ただしちょこっとですよ。
それ以外の専門家は「法律」の専門家ではありません。
だから『それ以外の専門家』は裁判所の手続きはできないんですよね。

話が飛びますが、成年後見の手続きは裁判所の手続きですよ!

それから医療の専門家は紛れもなく医師ですよね。
いかにも医療に詳しいことをおっしゃっていても、医師でなければ
私は専門家と思いません。
税金では税理士さんや公認会計士さんです。記帳代行をされている方は
税理士さんでなければ、あくまで記帳だけの代行ですので
専門家ではありません。

ネット情報の話に戻ります。
その偏った情報、どこから仕入れたの!!!と思うことが
よくあって、びっくりします。
ネット情報が間違いのないという思い込みは一体どこから
来るのでしょう。ある人の一部の体験が普遍的なものだという
保証がどこにあるのでしょう。

情報を見極める力をつける、今は小学生からそういう授業が
あるようですが、ほんと大切だと思います。
なんちゃって専門家とネット情報に振り回されないように。
なんちゃって専門家については「その専門職は、何を専門にした資格か」
それこそネットでよく調べて裏付けをとってもらいたいと思います。
表面的な宣伝に惑わされないように。

http://www.shihousyoshi-yasuma.com/
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先日、となることで、ある方が(漠然としてすみません)過去に
軽犯罪を犯していた話を耳にしました。
立場的には尊敬する人だったので、聞いた時は少しびっくり
しましたが、なんだかあとになったらだんだん
完璧じゃない、挫折もあったその経緯に
「やっぱり人生ってそうなんだね」って思いました。

事務所に時々相談に来てくれるある人も
過去に一度間違いを犯していて、でも、少し前に
色々話していたら、本当に魅力的な人になっていて
人は変わっていく、って思いました。

債務整理の相談などを受けていると、色々な困難や
挫折や、時には人としてそれはヤバイよね、という
経験をしてきた人もたくさんいらっしゃいます。
それでも、人はその一時期のある出来事だけで
何かが定まってしまう、ということはないはずで
必ず変わることはできるんだと思うんですよね。

もちろん、変わらない人もいます。
変われない場合は、同じことを何度も繰り返してしまい
ますね。それもまたその人の心しだいです。

犯罪、、、、とまではいかなくても、間違いを犯さなかった
ことのない人はいないはず。私も顔があげられないような
恥ずかしいことや情けないことはたくさんあります。
それでも、何とか生きていけるものだと、思います。
だから、ひと時のある出来事だけで、その人を判断したり
批評したりしないように、心がけたい。なかなか難しいけど。

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病気のこと③

病気をしたことで、本当に色々なことを考えました。
その中に、今でもなるべく心にとどめようと思っているのは
「こうに違いない」という思い込みを少し外してみるように
ちょっとだけ努力すること。

たとえば私の仕事で言えば「私がやるしかない」とか
「私が頑張るしかない」って感じですね。
実は、わたしでなくてもOKなことはたくさんあるというか
ほぼ、わたしでなくても大丈夫なんですなあ。。。。。
そう思うと悲しいし、「私しかいない」と思う方が
頑張れるので、ついついそう思ってしまいますけどね。

病気になってパニックになっていた時に
思い切って発想を変えて
今まで「私がやるしかない」と無理していたことを、
少し手放すようにしていきました。
すると案外どうにかなり、スムーズに行き、
「なあんだ、無理しなくてよかったんだな」と思ったのでした。

私という人間が、融通が利かず頭が固く、なかなか発想の
転換ができなかったのに、あっさりできたことで
実は密かに病気には感謝したい時もあるのです。

心身に傷を負う事態に至る前に気が付くのが
普通の人なんだろうなあ、と思いつつ、まあしょうがないかと
思う今日この頃ですよ(笑)

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病気のこと②

県立がんセンターの他に、県内の大きい病院をいくつか検討し
どこに行こうかと悩んでいた時に
とある先輩が「私は県立がんセンターで手術をしたよ!
なにしろ食事が美味しかった!」と言ったので
「そこにしよう!!」と即断。予約もすぐに取れました。
(なかなか予約が取れないととても不安です)

入院中はほんとに看護師さんも優しくて、クリスマスの時期だったので
イベントもあってほのぼのし、食事は本当に美味しかった!
各階に移動図書館もあるので、色々な本も読めました。
8階だったので、景色もいいし、病気だというのを忘れて
リゾート地に来ているような気分でした。

手術までは、ある意味テンパっていてハイになっていたのかも
しれませんが、手術が終わって退院してからはしばらくどんよりと
しました。仕事があることが支えだったと思います。

悲しかったことのひとつに、病気を伝えたあと
なんとなく距離を置くような人がいたことです。
感染する病気じゃないのになあ。。。
もうすぐこの人死んじゃう、って思われたかなあ。
たぶん、どうやって接していいかわからないんだな、って
思ったけど、今まで通り変わりなく接してくれるのが
一番うれしいのに、と思って、、ちょっとつらかったですね。
「それだけの関係だったと思えばいいのでは」とアドバイス
してくれる友人もいました。そういう見方もあるかもしれませんね。。

とにかくにも、病気のお陰で色々な思いを経験し
今思えば、本当にかけがえのない糧になりました。
ストレスを抱えて我慢だけして、無理していくのは
なるべくやめるようにしていく。
「いつかやろう」と思っていたことを「今、やろう」とすることに。
そんなことを考えるようになりました。

また続きを書きます。

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病気のこと①

平成29年10月末。市の乳がん検診の結果が届き
「至急精密検査」となり、12月の終わりに県立がんセンターで
乳がんの手術をしました。

この10月末から12月まで頭が真っ白で何がなんだかわからない日々。
検査につぐ検査。
がんセンターでよかったのは、病名告知のあとに
専門のカウンセリング(保険適用)があったこと。
そこではじめで涙が流れました。1時間の予定が1時間半
かけてくださり、少し気持ちの整理がつきました。
仕事も減らして、今後の自分の生き方を真剣に
考える契機になりました。

幸いと言っては変ですが、術後の病理検査では初期だったことで
抗がん剤は不要となり、転移もなく、手術でとりあえず完治。
再発防止のために、いわゆるホルモン治療をずっと受けています。
定期的な検査はこれからも何年も続き
不安はいつでも消えませんが、やっと最近あの頃のことを
少し落ち着いて振り返られるようになりました。

仕事を代わりに引き受けてくださった方々や
入院中に事務所を支えてくれた職員には本当に感謝の
気持ちしかありません。
がんセンターは医師も職員もみな素晴らしく
大好きな病院になりました(笑)
→図書館もコンビニもレストランもカフェもあるし!
今でも通院の日には嬉々として出かけています!
(少々オバカかも)

病気になって心身ともに傷ついたのは事実だけど
自分のこれまでの生き方の無理があったんだなあと
思って、ほんと貴重な体験になりました。

また続きを書きます。

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義父に会いに

全くこのサイトを放置状態になってしまって、恐縮です。
お盆休みは地元でのんびりしていましたが、1日だけ神奈川方面へ。
私の両親のお墓参りと、施設入所中の義父に会いに行きました。

義父は数年前に脳出血で倒れてから、病院や施設を何度も
入ったり出たりを繰り返しています。
あんなに元気だった義父の車いす姿はちょっとつらいのですが
気持ちは元気のようで安心しました。

私には「お店は頑張っているか」ですって!
お店!!!!!
これも、実は前回お見舞いに行った際に、「仕事は頑張っているか」と
聞かれたときに、夫が冗談で「(事務所じゃなくて)お店だから」と言ったのを
覚えていてのことです。
事務所を始めた時は、事務所で使うミニ冷蔵庫を買ってくれたお義父さん。
「事務所」だというのを十分承知で、冗談で「お店」と言ってくれたのです。

「はい、ぼちぼちやっていますよ!」とお答えし
ほのぼのした気持ちになりました。
私の両親はもう亡く、夫の母も亡くなった今は、親と呼べる存在は
義父だけになりました。長生きをしていただきたいと思います。

http://www.shihousyoshi-yasuma.com/

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